マリオ「今日みんなに集まってもらったのはほかでもない」
ルイージ「兄さん」
マリオ「なんだ？」
ルイージ「なんで集まったか分かんないんだけど」
マリオ「なんだ…と」
ルイージ「ねぇ、みんな知ってる？」
その他大勢 「知らなーーい」
ルイージ「ほらね」
マリオ「まあ、誰にも教えてないからな」
マリオ以外「………」
ルイージ「じゃあ、早く教えて」
マリオ「オーケー、我が弟よ」
ルイージ（我が弟よなんて初めて言われたわ）
マリオ「ピーチ姫ってさらわれすぎじゃね？の件について話し合おうではないか」
ルイージ「なるほど」
キノピオ「えー、今更ですか？」
マリオ「キノピオ。なにか意見があるのかな？」
キノピオ「はい。ピーチ姫がさらわれないと、ゲームにならないと思います。」
マリオ「ちょ…おま…」
ルイージ「こりゃまたメタい発言を」
マリオ「………他に意見は？」
ヨッシー(緑)「はい。」
マリオ「ヨッシーか。何かな？」
ヨッシー(緑)「そもそもクッパは何故ピーチ姫を誘拐するのですか？」
マリオ「そういえば、そうだな。何故なんだ？」
キノピオ「さらわれないと、ゲームに…グッ」
マリオ「それ以上は言わせないよ！！」
ルイージ「またメタい(以下略）」
マリオ「そういえばヨッシー。赤、青、黄ヨッシーは来てないのか？」
ヨッシー(緑)「今、外でノコノコと遊んでますよ。」
マリオ「………それ危険じゃない？」
ヨッシー(緑)「大丈夫ですよ。ちゃんと下ボタンを押しながら吐き出すように言いましたから」
ルイージ「まt(以下略）」
マリオ「話がそれたな。なんで誘拐するんだ？」
ルイージ「じゃあ、本人に聞いてみましょう。」
クッパ「やあ。」
マリオ「いたんかーーーーーーーーーーい。」
クッパ「最初からいたぞ。」
マリオ「まあいいや。で、何故ピーチ姫をさらうんだ？」
クッパ「………言わなきゃダメか？」
マリオ「ああ。」
クッパ「ピーチ姫と……大富豪をするためだ！！」
ルイージ「大富豪って、トランプの？」
クッパ「そうだ。」
マリオ「大富豪って、ローカルルールがあるよね。」
クッパ「ピーチ姫がいろんなルール知っててさ。これが面白いのだ。」
マリオ「それな。俺もこの前、デイジーちゃんと大富豪したんだけどさあ。まあ、デイジーちゃん、いろんなルール知っててさ。めっちゃ盛り上がったなーーーーー。」
？？？？「その辺の詳しい話を聞きたいわね。」
マリオ以外「あっ……（この時点でお察し）」
マリオ「ピ…ピ……ピーチ姫！！！」
ピーチ姫「みなさん、ごきげんよう。あら、クッパさんもいらしたのね。」
クッパ「お、お邪魔してます。（怒った顔もかわいい）」
ピーチ姫「さて、マリオ。お話があります。」
マリオ「は、はい！！！！」
キノピオ（胸倉掴んで、連れていかれてしまった。）
ズドン！！
一同（！！！！！！！！！！！！）
クッパ「……なあ、ルイージさん。」
ルイージ「なんだい、クッパさん。」
クッパ「ピーチ姫って、実は、めっちゃ強い？」
ルイージ「知らなかったのかい？最強だよ。」
クッパ「さ、最強！？」
ルイージ「そう、最強。」
クッパ「俺、よく今まで生きてたな。」
ルイージ「あ、ピーチ姫。」
ピーチ姫「まったく、あのヒゲオヤジ。」
ルイージ「ちょ、ちょっと兄さんを見てくる！」
クッパ「あの～、ピーチ姫さん？」
ピーチ姫「なにかしら？」
クッパ「なんでそんなに強いのですか？」
ピーチ姫「みんなが弱いのよ。」
クッパ「マジですか。（でも、かわいい）」
ルイージ「うわ！？（白目むいてる）……兄さんの事は忘れないよ。」
マリオ「死んでないからね！！」
ピーチ姫「それじゃ、みんなで大富豪をしましょう。」
クッパ「よっしゃ～～～！！！」
ピーチ姫「誰も知らないルールでやりましょう。」
マリオ「俺も入～～～れて。」
ピーチ姫「……まあ、いいわ。」
マリオ「やった～～～。」
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完